一階住戸
さて次は、最上階とは逆の立場である一階住戸についてのメリットデメリットをあげてみましょう。まずメリットは、下の階に住戸がないため、足音などで気を使わなくていいこと。エレベーターを使わず住戸に入れるので、待ち時間などのストレスがないこと。
そして災害時に、いち早く逃げられる位置であること。専用庭などもあり、一戸建て感覚で使える、といったところでしょうか。価格も安く設定されている、というのもお手ごろ感として大きなポイントですね。
デメリットとしては、まず防犯面。やはり、もっとも空き巣などの被害にあう確率が高いのは、一階住戸のようです。ですから一階を希望する場合は、特にセキュリティがしっかりしたマンション選びをする必要があります。
あと、湿気がかなりあること。コンクリートはもともと大量の水分を含んでいるので、コンクリートに囲まれたマンションは、その性質上、完成後数年間はどの階でもある程度は湿気やカビに悩まされがちなのですが、この水分はやがてどんどん下に下りてきます。さらに下の地面からも湿気がやってきますので、一階は特に湿気がちな住戸になってしまう、というわけです。
最初の3年ぐらいまでの期間、湿気は覚悟した方がいいでしょう。また、下に住戸がないだけに、床下の断熱も他の階に比べて劣ります。
以上のようなメリットデメリットがありますが、総合的には、たとえば小さなお子さんのいる子育て世帯には向いているのではないかな、というのが個人的意見です。