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内覧会のチェックポイント

さて、内覧会でまず必要なものといえば、間取り図や、仕様・仕上げが確認できる書類など。とにかく、物件のことが分かる資料はひととおり持って行きましょう。メジャーなどもよく使います。


まず、間取りや仕様を確認します。寸法なども間違いがないかどうか、メジャーで実測してみましょう。


フローリングをすみからすみまで歩きましょう。床鳴りの有無を調べるだけではなく、微妙な浮き・沈みを見つけるためにも、スリッパは脱いだ方がいいです。


さらに巾木も見て下さい。巾木とフローリングの間に隙間がないか。特に場所によって隙間の大きさが違うようならちょっと問題です。コーナー部分・角部分の処理もずれたり隙間がでたりしていないかもチェックです。


クロスは、微細なヒビなどより、ねじれ・ゆがみ・浮きの有無を見て下さい。


ところで、床の傾きを確認するのにパチンコ玉などを用意している人がいますが、あまり意味はありません。これが特定の方向に、ものすごい勢いで転がっていくほどの傾きならともかく、多少転がる程度なら、そのほとんどは許容範囲内です。(国土交通省が認めている許容範囲は1000分の3。つまり1メートルにたいして3ミリですね)


そもそもこういうのは置き方によって、本当に水平でも転がる時もあります。ちゃんと確認したいなら、日曜大工用の格安品でかまわないので、水平器を持っていった方が確実です。


ドアや窓・サッシ・ふすまは何度か開閉してみましょう。他と比べて少しでも引っかかりや違和感を感じたものがあればチェックしておきます。もちろん、ドアノブや窓の鍵など、ぐらつきがないかどうかも見てみます。また、各ドアを全開にしてみて、ちゃんとクッションとなる「戸あたり」の処理がきちんとされているかどうかも見ます。


キッチンや洗面台などの下部収納部分に見える排水管も見ておきましょう、がたついたり、ゆるみが生じているところはありませんか?パイプの接合部を特によく見ましょう。もし水をこの時点で流せるようなら、流してみた方がいいです。


クローゼットのハンガーパイプや、タオルかけ、手すり、カーテンレール、ペーパーホルダー、バルコニーの物干し器具なども、ぐらつき・がたつきがないかどうか見ましょう。また、カーテンレールの玉(カーテンレールにセットされている、カーテンを吊るすための小さな可動器具のこと)の滑りがスムーズかどうかも見てみましょう。


収納については、棚部分の施工もチェック要です。また、こちらもドアの開閉や、引き出しがスムーズに出るかどうか確認しましょう。


他にも、思いついたところはどんどん見て下さい。


ただ、あまりに小さな傷やわずかな汚れに神経質になっても意味はありません。ここにばかり集中して、たとえ見た目のきれいさを完璧にしても、それ以外のチェックがおろそかになっていては本末転倒です。それに、住み始めれば微細な傷やよごれなんてすぐつきます^^;


もちろん、目立つほどの傷や汚れはきちんと指摘して補修してもらうべきですけどね。


で。ここで指摘した箇所をきちんと直してもらい、その仕上がり具合を見るために再内覧をおこないます。ここでもし担当者が再内覧を渋ったり、「こんなのは不具合じゃない」をあまりに連発するようなら、プロの力を借りた方がいいかもしれません。


内覧会の限界


さて、ここまでで述べたように内覧会とはとても重要なものですが、それでもできることには限界があります。まずひとつは、構造自体のチェックはけっしてできないということ。あくまで、「日常生活の住み心地」の範囲程度のチェックだということは、理解しておきましょう。


そしてもうひとつは、内覧会で見つかった不具合がどうしても気にいらないから解約、とはいかないこと。解約におうじてもらえそうなのは、修復・調整不可能なよほどの欠陥が見つかった時ぐらいです。修復・調整可能であれば、補修すれば法的にも問題ないとされるのが一般的なケースです。


つまり、内覧会だけでマンションすべての良し悪しを見るのは無理だということ。そして、あくまで指摘と補修の要請・確認しかできないということ。この2つの基本を覚えておいて下さい。ですから、「内覧会という最終チェックの機会があるんだから、これさえしっかりしておけば、あとは全部業者まかせでも大丈夫なんだ」というのは、大きな誤解です。


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物件が決まったら

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