管理会社との契約の仕組み
さて、新築マンションで知らないもの同士がいきなりすぐに管理組合をつくって、そこから管理を考えるというのは現実的には難しいところがあるので、最初は業者が指定している管理会社に管理を委託するというケースがほとんどです。
しかし、これには問題点もあります。それは、業者のヒモつき管理会社なので、かならずしも住人のことを最優先で考えて管理してくれるとは限らない、ということです。高い管理費を支払っているのに、それに見合う管理をしてくれない。怠慢だ、といった不満はよく聞くところです。
で、管理組合を結成して、今の管理会社の管理内容には不満だ、変えたいと意見がまとまって、いざ変えようと思っても、すぐに変えることができない、という場合も多いのです。
そのもっとも大きな理由は契約年数。「管理委託契約書」というものに、管理会社との委託契約年数が記されているのですが、これが1年から数年程度の短いものならいいのですが、非常に長期にわたるもの、あるいは住人側・管理組合側からは契約解除の申し出ができないといった、ひどいものさえあるのです。
そして、このような管理会社の立場に大きく偏った内容の契約書を交わそうとする…ということは、一般的な年数ではすぐに変更されてしまうような、管理のなっていない管理会社だという可能性がきわめて高いといえるのではないでしょうか。
ですから、管理会社との契約についても、しっかりと事前に内容を確認しておく必要があるでしょう。あまりに一方的な内容では、将来的に不安です。