業者名簿は重要だ!
マンションの売主がどこまで信用できるのか、これはマンション購入を考える際に大きなポイントとなります。しかし当然のことながら、チラシやパンフレット、ホームページにはいいことしか書かれていません。そこで、ぜひ見ておきたいのが不動産会社の「業者名簿」です。
これには業者が免許更新時に提出した資料がファイリングされています。出資状況や過去の営業実績などが記載されており、ちょっとした業者の履歴書みたいなものですので、ぜひ見ておきたいもの。
中でも、特に重要視したいのが、行政処分の記録です。これは、宅建取引業法に違反し、営業停止などの処分を受けた場合に記録されるものですから、ここに何らかの記載がある場合は問題です。
この業者名簿の閲覧場所は、その不動産会社の免許の種類によって異なります。国土交通大臣の免許をもつ業者の名簿は、その業者の本店から最寄りにある地方整備局、そして都道府県知事の免許を持つ業者の名簿は、その都道府県庁にて閲覧することができます。(国土交通大臣免許の業者名簿は、本店がある都道府県庁でも、業者名簿のコピーを閲覧できるケースが多いです)
ここまで出かけるのは大変かもしれませんが、信用にかかわることですから、手間と時間を惜しんでいる場合ではありません。それに、名簿上に書かれていることだけでなく、窓口担当者が「この業者については相談や苦情が多い…」「最近トラブルが増えているようで…」など、思わぬ情報を教えてくれることもあるのです。
ちなみに業者名簿のコピーはできませんので、メモとボールペンでも持っていきましょう。