エレベーターは多い方がいい?
最近、1つのフロアの住戸2戸にたいして1基のエレベーターが設置されている、という、「2戸1基」などの方式をとっているマンションをよく見かけます。たとえば15階建てなら、1階から最上階までの計30戸で1基のエレベーターを使える、というわけです。もっとも、1階2階の住戸で使用することはほとんどないと思いますが^^;
一般的な考え方では、エレベーターはだいたい50〜60戸にたいして1台あれば適正と考えられていますので、2戸1基タイプだとこれよりずっと待ち時間も少なく、さらに快適にエレベーター利用ができそうですね。
しかし、エレベーターの台数が多ければ多いほど、便利な反面費用もかさみます。機械モノですから定期的なメンテナンスは欠かせませんし、何より入れ替えとなると、莫大な費用がかかってきます。
ですから、一般的なエレベーター台数のマンションより、修繕積立金が高くつくことは覚悟しておきましょう。もちろん、建設の際にも、エレベーターが多いほど建築費用は高くなりますので、物件価格にも影響が出てきます。
つまり、利便性を重視するか、お金を重視するか、どちらかしかないということです。個々の判断で、後悔のないように選びましょう。
余談ですが、1階や2階に住む予定の人は、どうせエレベーター使わないから、と、たとえば100戸超にたいして1基など、エレベーター台数が極端に少ない物件でも平気で選んでしまいがちですが、この手の物件は上の階に住む人にとってはあまりにも不便。
そうなると、人気が出ません。不便さに嫌気がさした上階の住人が中古で売ろうとしてもなかなか売れずズルズルと価格が下落する…など、「マンションとしての資産価値の低下」というリスクがかなり高いのです。「自分たちにとっては使わないから意味がない」というわけにもいきませんので、気をつけましょう。