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安くて広いマンションはある?

マンションを買うというのはとても大きな買い物。もちろんできることなら、広い物件を安く手に入れたいものですね。同じような立地条件で、安いのがあったら誰でもそっちに飛びついちゃうかも。しかし、その「安い」理由を考えてみませんか?


マンション業界って、実はみなさんが思っているほどドカーンと儲かる世界ではありません。かなりの薄利多売で、全体の1割が売れ残ってしまっただけでも赤字になってしまうとか、利益なんてせいぜいその程度のレベルなのです。


マンションは同じような地域に特に集中しますから、価格競争も激しいようです。ですから、相場より大幅に安いマンションというのは、そう簡単に建てられるものではないのです。


定期借地権つきマンション(これについての詳細は「定期借地権つきマンションについて考える」をごらん下さい)などではなく、一般的な分譲マンションの中で「他より安くて広い」マンションがあれば、そこには何か安いなりの理由が必ずあると考えるべきです。たとえば、共用施設がシンプル。内装が安っぽい。ここまではいいんです。


共用施設については広告でも分かりますし、内装だってモデルルームオプションに騙されず、実態を理解した上で買うのなら問題ありません。最悪の場合でも、内装はあとからでも自費で替えられますしね。


しかし、それらのような思い当たる理由がない場合、安くつく理由で考えられることといえば…!?構造面で安く仕上げている…ということは考えられないでしょうか。


数年前話題になった耐震偽装マンション問題は、まだまだみなさんの記憶にも新しいと思いますが、あれも一般相場より安めの価格なのに、広いというのが売りの物件でした。被害発覚当時は被害にあったマンション住民の嘆きも連日報道されていましたが、ネット上などでは、住民への同情だけでなく、安い物件を疑いもなく買った住民への自己責任論もかなり出ていたのをご存知でしょうか。


今も、とある業者が手がけたマンションやホテルで、次々と耐震についての問題が何件も発覚しています。中には建設中止になっているものも。そして、その業者のマンションも、やはり安さが売りになっています。


このようなことを考えると、相場より安く、広いマンションがあって、共用施設や内装など一見して理由が思い当たる、というのでない場合は、一度は疑ってかかった方がいいのではないでしょうか。そして、「とにかく安いものを」という目で探すことは危険を招くということも、認識しておくべきだと思います。


他より安いのには、どこかに必ず理由があるのです。全く何の問題もなく、安く売ることができるなら、他もどんどんマネしていくはずですから…

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マンション物件のチェックポイントについて。売れ残り物件ってどうなの?定期借地権つきマンションは?安くて広い物件の探し方、天井の高さや間取りの取り方、部屋のスペースや家具収納の比較ポイント、セキュリティ、防音についての注意点とアドバイス。

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